ヴィンテージワインとは
ワインの世界ではぶどうの収穫年のことを指す言葉となります。
例えばヴィンテージ表記が「2011」となっていたら、そのワインは2011年に収穫されたぶどうを使ったワインということです。
その年に収穫されたぶどうを使ったワインでもヴィンテージ表記がなされていれば「ヴィンテージワイン」と呼ばれます。逆に十数年熟成されたワインでもヴィンテージ表記がなければ「ヴィンテージワイン」と言えないのです。
異なった収穫年の物を混合していたり、国や地域の規則で収穫年を表示出来ないなどの理由で、収穫年が記載されていない物は「ノンヴィンテージ」と呼ばれています。
15年以上寝かせてようやく、飲み頃になる長期熟成型のワインをオールドヴィンテージワインと呼びます。
その中には、50年以上熟成したオールドヴィンテージワインもあります。
取り扱い方〜
お手元に届いたばかりのワインは運搬の際に振動を与えられてしまっている為、美味しくご賞味いただく為には、2〜3週間、ワインに適した環境で落ち着かせた上で、沈殿した澱(おり)が舞わないよう、ボトルを静かに扱いながらグラスに入れてお召し上がりください。
ヴィンテージワインのコルクは大変繊細で壊れやすいので、コルクが瓶の中に入らないよう気を付けて抜栓してください。
購入後の保存方法
ヴィンテージワインは、高い温度、温度変化、光、振動、臭い、乾燥などにとても敏感で、
品質の劣化や酸化を招いたり、液漏れが発生したりします。
購入した後、すぐに飲まずに保管される場合必ず、暑い場所には置かないで下さい。
温度変化が少なく、涼しく、光があたらず、振動のない空間がベストな環境です。
基本的には冷蔵庫で大きな問題はございません。
ただし熟成を楽しむ長期保存用ワインや、大事なワインを保管するのであれば、ワインセラーで保存する事が一番です。